コメント一覧 (63)

1. • 1. カロリーネ
   • 2019年10月24日 21:54
   • 現在の国会を見ていると、「議会制民主主義が機能していない」のではないのか、と思う。H.ケルゼンの「民主主義の本質」を読んだせいかもしれないが、話し合って、妥協点をみつけて、政治をしていくのが本来の姿なのに、野党は審議拒否ばかりだし、予算委員会のテレビ中継などでも、居丈高で、まるで裁判所で、犯罪者を糾弾している検事のようにしかみえない。子供の頃は、そのドラマを面白く見ていたこともあったが、大人になって、答弁書はキャリア官僚が深夜になるまで残業して作り上げる、など、だんだんと真実がわかるにつれ、ばかばかしくなってきた。森ゆう子議員のされていることは、完全にキャリア官僚の人権無視なのではないのだろうか。
     　とにかく、特に野党の国会議員に言えることであるが、パーフォーマンスばかりに気を配るのをやめて、議論をし、審議をし、議員らしい中身のあるまともな仕事をしてほしい。
2. • 2. カロリーネ
   • 2019年10月25日 06:16
   • 私は、この野党の政治姿勢は、マスコミの報道の影響があるのではないのか、と思う。マスコミの政治部の人の主な興味は、政治課題ではなくて、だれが首相になるか、いつ解散するか、ということで、与党の政治家の不祥事があれば、番狂わせが起こるから、「鵜の目鷹の目」で不祥事を探し、ワイドショーで不祥事を取り上げることで、与党の閣僚や政治家への疑惑を募らせる。そして、国会の場を使って、マスコミによって作り上げられた印象操作を元に、野党の政治家は与党の政治家を追及するのである。その答弁の準備にキャリア官僚が、残業をする。
     私が最近経験した、似たような例は、私のコメント欄のコピペ問題での、政府解釈氏の「著作権法」を持ち出しての「刑法上、民法上」問題がある、いう主張である。そのような主張をSNSやマスコミを使って拡散された場合、その「印象操作のターゲット」になった法律の詳しい知識のない者は対応できない。閣僚が「そのような印象操作」のターゲットになった時、東京大学法学部を卒業し、法律の知識もある、頭のいいキャリア官僚に頼ることになり、そのキヤリア官僚は、きちんとした、法律的にも完璧な答弁を用意しないといけないから、深夜にまで及ぶ残業となり、勤務時間が増えるのである。それでも、野党議員は、パーフォーマンスのため、納得せず。反論する。マスコミも同じである。このような主張は、政治の本質とはまるで関係のないことが多い。北方領土問題の丸山穂高議員を除く自民党の政治家の失言問題などは、その典型的な例である。
     
3. • 3. カロリーネ
   • 2019年10月25日 06:18
   • 　　現在特に、東アジア情勢が不透明なのだから、当然「日本の安全保障」について、「日本国憲法9条」が議論の対象になっていい、と思うのに、マスコミが、「国民には関心がない。」という理由をつけて阻止する一翼を担うのである。
     　マスコミの人々には、なにが現在の日本にとって大事なのか、ということをよく考えて、日本国憲法12条にあるように、報道の自由、言論の自由を「濫用する」のではなくて、報道陣として、その「自由」を「公共の福祉」、ほんとうの「議会制民主政治」の発展のために利用してほしい。
4. • 4. カロリーネ
   • 2019年10月25日 09:16
   • 　私がこの問題にも、わりとこだわるのは、日本が「軍国主義」、「非民主的」な国になったのは、明治憲法や、昭和天皇や、教育勅語のせいではなくて、「野党の政治家」とマスコミによる「印象操作」のせいである、と考えるようになったからである。高校の「日本史」の授業は、大正デモクラシーまでしかいかなかったので、私の知識は「マスコミ」つまり、本やテレビを通じたものである。また、ヴァイツゼッカー演説に感銘を受けるまでは、特にその問題に関心のなかった私は、その他大勢の日本人と同じように考えていた。
     弟と明治神宮に行ったとき、弟が買ったので、これも「国際人のたしなみ」かな、と思って、「五箇条の御誓文」と「教育勅語」の口語訳を買った。そのあとに稲田朋美さん問題と関連して「教育勅語」問題が国会を賑わせたのである。私は「教育勅語」の口語訳を読んだ。私自身は、留学先が米、独だったし、勉強したのが米、独文化、専攻したのも西洋の音楽学なので、哲学は専門外だし興味がないが、教養としての西洋思想は身につけているつもりであるが、「教育勅語」の口語訳の文章を読んで、まるで違和感がなく、いい指針だな、と思った。「五箇条のご誓文」も民主政治精神、そのものである。明治憲法を作りあげた伊藤博文の言葉、「互いに攻撃し議論するのは、憲法を完全なものにするためである。くり返すが、長官だの秘書官だのという意識は一切かなぐり捨てて、討論・議論を究めて完全なる憲法をつくろうではないか。」、という言葉も「民主主義精神」あふれた言葉である。
     
5. • 5. カロリーネ
   • 2019年10月25日 09:18
   • 　その日本の政治がそうでなくなったのは、政争の具として、「天皇機関説」排撃運動を野党の政友会が始めたからなのである。これは、1935年、天皇機関説という大日本帝国憲法の解釈学説が不敬であるとして野党議員が美濃部理論を攻撃したことから始まっているのである。天皇機関説は「統治権は法人である国家に属し、国の最高機関である天皇が国務大臣の輔弼を受けて行使する」として、軍事に関する天皇大権への内閣の権限を根拠付けた。内閣からの軍事への権限行使を排除したい軍部と、当時の岡田内閣を批判する野党が、ともに天皇機関説を攻撃することで結びつき、マスコミがその理論がまるで「正論」であるかのような印象操作をしたから、「軍国主義」日本になったのである。また、平和を構築するために作られた国際機関、「国際連盟」からの日本の脱退演説をした松岡洋右さんを、「英雄として」祭り上げ、日本人がそう思い込んでしまったのも、「マスコミの印象操作故」なのである。いかに、戦前の「政権狙い」の野党議員と日本のマスコミが「日本」を悲惨な状況に導いたか、わかるのではないのだろうか。
     つまり、私は、篠田先生のブログと出会い、ソクラテス流の学問をした結果、東京大学法学部教授の丸山真男さんの主張、「天皇制度」と「教育勅語」が「軍国主義日本」を作ったという理論は誤りで、「政権狙いの野党」と「マスコミの印象操作」が「軍国主義日本」を作り上げたという結論に達したのである。
     (参考：ウィキペデイア、天皇機関説事件)
     
6. • 6. 政府解釈
   • 2019年10月25日 12:45
   • 　カロリーネ氏のコメント２・３に関してですが、前記事での議論を繰り返して恥の上塗りをしているカロリーネ氏には、著作権法に違反する行為は「公共の福祉」に反するもので表現の自由の「濫用」であることに自覚がないようである。カロリーネ氏は、著作権法には「営利を目的としない上演等」の例外規定があるので著作権法に違反しないと誤った法解釈に基づき主張していたが、当該規定は上演等に関する規定であり複製に関しては適用されず誤りであることは前記事のコメントで説明したとおりです。
     　その他の投稿内容も「壊れたレコード」のように従来の主張の繰り返しが多く、カロリーネ氏の目論見とは異なり、「公共の福祉」には寄与しない。
7. • 7. カロリーネ
   • 2019年10月25日 13:08
   • 同じことが現実に起こっているから、繰り返しの主張することになるのである。現在の菅原経済産業大臣の新疑惑に対するマスコミに登場する政治部記者、野党議員の対応も私が批判している事案と類似しているのではないのだろうか？確かに法律違反の疑いがあるのだろうが、森ゆう子議員の行状と、どちらが、国政にとって、深刻なのだろう？安全保障問題を審議しないことと、メロンやロイヤルゼリーの政治家への贈り物をすることの是非をとうことの、どちらが、日本国民にとって大きな影響をあたえるのだろう？
8. • 8. カロリーネ
   • 2019年10月25日 13:51
   • つまり、「権威」、「専門家」を自称されている一部の憲法学者の「民主主義」や「立憲主義」の捉え方がおかしいから、「ガラパゴス化」してしまうのである。最高の権力をもっているのは、国民から代表者として選出された国会議員なのである。与党も野党も関係ない。その議員、権力者をチェックするのが、国民の役割で、権威をもっているのも、国民であって、憲法学者や法学者ではないのである。もちろん、国には司法府があり、法律違反をしていたら、裁判で裁かれる場合もあるだろう。けれども、裁くのはあくまでも、裁判官なのであって、法学者ではないのである。もちろん、判例解説などの解説は書き、それを参照する裁判官もいるだろうが、あくまでも参考であって、裁定権はない、それはあくまでも、専門分野として法律を勉強した一国民としての解説にすぎないのである。
9. • 9. カロリーネ
   • 2019年10月25日 15:45
   • 6の政府解釈氏のコメントであるが、著作権、というものについて、公共の福祉というものについて、よく理解されていないのではないのか、と思う。著作権は、特許権と同じで、その権利が、個人または、団体に帰属する権利のことで、その権利に対して使用料を払う。外資のOLをしていた時、日本の場合は、特許権は企業に、ドイツの場合は、個人に、帰属する、それは、文化の差だと知ったが、著作権は、その権利が個人または、団体に帰属するから、亡きヒトラーの「我が闘争」の著作権が没後70年間バイエルン州政府に帰属していたのである。「公共の福祉」、というのは前のコメント欄で説明したノーブレスオブリージュのことである。公だから無機質、無色透明でなければならない、という解説をされる憲法学者もおられるが、それではまるで意味がわからない。ヴァイツゼッカー演説の最後に出てくる自己の良心を判断基準にするノーブレスオブリージュが、「公共の福祉」の意味だと私は考える。
     
10. • 10. 政府解釈
    • 2019年10月25日 16:24
    • （コメント９について）
      　著作権は財産的価値を有する私法上の権利ですが、法制度として著作権法に規定され、公権力（警察・検察という司法手続に関与する行政機関、裁判所という司法機関）によって保護されている権利なのです（著作権法違反に対しては刑事罰も適用されます。）。一般的・抽象的に何人でも著作権法上の要件を満たせば保障される権利なのです。そのように法律上保護された他人の権利を侵害してまで「表現の自由」が保障されるわけではないのは当然のことです。
      　私法上の権利であるからといって公権力が一切関与しないこととなると社会が混乱するのであり、私権あっても法的に保護に値する権利であると公権的に認めることが必要なのであり、著作権を保障をすることは「公共の福祉」に寄与するのです。
      　もちろん、著作権といえども、対立利益である「表現の自由」との矛盾・衝突があるため、著作権法には著作権が制限される例外規定があり、双方の権利の調整を図り「公共の福祉」に適合するよう法制度が構築されているのです。憲法２９条２項において、「財産権の内容は、公共の福祉に適合するやうに、法律で定める。」と規定されているのも、この趣旨です。
11. • 11. 宇宙戦士バルディオス
    • 2019年10月25日 20:08
    • 　直接関係ない話ですが、
      『【台風１９号】「自衛隊ありがとう」被災者から感謝の声、長野』
      https://www.sankei.com/affairs/news/191024/afr1910240039-n1.html
      　今こそ、法学者としての見識は非常に疑問だが他人を罵ることにかけては他者の追随を許さない才能を発揮する水島朝穂を初めとする憲法学者や法曹、市民運動家ら護憲派は、台風の被災地に出かけて「憲法違反の自衛隊に助けてもらうな！」と叫びながら、デモ行進を行うべきでしょう。その結果、袋叩きにされるかも知れませんが、平和憲法に殉じることができるなら、本望というものでしょう。
12. • 12. カロリーネ
    • 2019年10月25日 20:15
    • このきわめて単純明快で論理的な説明をなんどすれば、政府解釈氏に理解してもらえるのか、はかりしれないが、もう一度丁寧に説明してみようと思う。著作権というのは、知的所有権の一つ、つまり、権利なのである。そして、その権利をもっておられるのは、私ではなくて、反氏なのである。日本国憲法12条に書いてあることは、国民に与えられた自由、および、権利を濫用してはならないのであって、「公共の福祉」のためにこれを利用する責任を負う、となっているのであって、濫用してはならないのは、私ではなくて、権利をもっておられる反氏なのである。もし私が「公共の福祉のためにコピペ」をしている、と判断された場合、いくらコピペの割合が高くとも、100％であっても、合法なのである。また、それを判断するのは、政府解釈氏や法学者ではなくて、裁判官、そして、その裁判官をチェックする「普通の人」、「無学の日本国民」なのである。政府解釈氏の判断はわかっているが、裁判官、「普通の人」の判断は政府解釈氏とは違うかもしれない、それが、民主政治の本来の姿なのである。それを専門家の判断だからと、「法律共同体」の至高性を主張することが正しいことなのか、というのが、篠田教授の問いであり、私の問いでもある。
13. • 13. カロリーネ
    • 2019年10月25日 20:17
    • 今日の午後からのニュースは、菅原経済産業大臣辞任一色になってしまい、森ゆう子さん問題を取り上げるマスコミはない。この大雨で、千葉、東北地方の自然災害が危惧される中、野党の議員は、安倍首相の任命責任や、菅原経済産業大臣の説明責任を求めて、攻勢を強めたい意向だそうである。自然災害の中、自分の質問権のために、キャリア公務員に長時間残業させたのは、森ゆう子議員だった。「公共の福祉」を考えた時、非人道的な森ゆう子さんに国会で質問通告させた、あるいは、人道上の優先順位を考えずに野党の方針を決めている野党幹部の責任、それを批判しないマスコミ政治部の責任を問わなくていいのだろうか。(参考：憲法学の病、p242　篠田英朗、新潮新書)
14. • 14. 政府解釈
    • 2019年10月25日 20:25
    • （コメント１２について）
      　引用をするカロリーネ氏の「表現の自由」と被引用者（反時流的古典学徒氏を含む）の「著作権」（財産権の一種）が対立利益なのです。著作権を侵害する態様の表現には「表現の自由」の濫用なのです（著作権法違反に対する刑事責任や民事責任が認められても、「公共の福祉」に反するので、カロリーネ氏の「表現の自由」に対する侵害とはならない）。
15. • 15. 政府解釈
    • 2019年10月25日 20:35
    • （コメント１４の補足）
      　カロリーネ氏は、コメント１２で、「もし私が「公共の福祉のためにコピペ」をしている、と判断された場合、いくらコピペの割合が高くとも、100％であっても、合法なのである。」と主張されています。
      　しかし、著作権と対立する利益である表現の自由との調整（「公共の福祉」）のために著作権が制限される範囲は、著作権法に例外規定（著作権法３０条乃至５０条）の中に既に規定されているのです。カロリーネ氏の投稿は、その例外規定にはいずれにも該当しないのです。そのようなカロリーネ氏の主張は素人の無理筋な主張に過ぎないのです。
16. • 16. 政府解釈
    • 2019年10月25日 20:47
    • （コメント１５の補足）
      　コメント１２の「公共の福祉のためのコピペ」というカロリーネ氏の考え方を法的構成をすると、著作権法３２条による適法な引用によるものが考えられます。しかし、コピペの割合が１００％となると、主従関係の要件を満たさないことは明らかなので、著作権法３２条による適法な引用とはいえず他の例外要件も今回のブログ記事のコメントでは適用されないため複製権侵害が成立することになります。
17. • 17. Ｇくん
    • 2019年10月25日 23:49
    • 篠田教授の本文、拝読いたしました。（以下Ｇのコメント項目は、本文順番に対応します）。森ゆう子参院議員→故意にアバウトな質問通告を１６：３０に通知して、時間内に通告したということにしました。それでは官僚は、詳細な答弁案を作れません。残業となりました。実際は国会で閣僚が答えるのですが、作文は官僚がするので事実上拘束されます。この現状は「、働き方改革」にも逆行します。原英史氏への質問項目が、”本人から”詳細が外部へ発信されましたが、それを質問項目の公務員による守秘義務違反だ！！との主張も野党からなされていますｗ。
      
      篠田教授は、いまの国会は、（与党）議員ＶＳ（野党）議員の議論になっていない＜　とあります。『憲法学の病』でも、国政上の権力は、国民の代表者（国会議員）が行使するとあります（「憲法の一大原理」です・116頁）。これは、議員立法が少なく閣法が多いので、こうなっていると思います。閣法案は、与党（各部会など）の事前了承を経て国会へ提出される現状です。実態は、政府閣僚ＶＳ（野党）議員になっています。６３条で閣僚の出席・答弁・説明義務があることも、影響しているものと思われます。
      
      それと国会議員には、ご指摘のように院内での免責特権（51条）があります。これを野党議員は、盾に取っています。ゆえに原英史さんは、その対抗措置としては、院内での処分を求めるために署名活動を行っています。官僚の働き方改革（何人ににも保障される奴隷的拘束・苦役からの自由18条ｗ）と閣僚の国会拘束を少なくする国会改革は、急務だと思います。
18. • 18. カロリーネ
    • 2019年10月26日 05:20
    • コメント14，15，16の私の批判は、あくまでも、「自称法律の専門家」の政府解釈氏個人の解釈による批判である。また、この「政府解釈氏」と「日本国の政府解釈」はまるで、関係がない、ということも付け加えたいが、現在の「日本国憲法の解釈」は、「憲法学者」による日本国憲法の「解釈」で混乱させられているのである。
      戦前の日本が「軍国主義」の道をひた走ったのも、1935年、天皇機関説という大日本帝国憲法の解釈学説が不敬であるという国会での野党の主張から始まったもので、「明治憲法の解釈の差」、が元になっているのである。また、現行の解釈を決めるのは、憲法上、「内閣法制局長官」ではなくて、「最高裁判所の判事」なのである。普通の日本語の読解力がある人が日本国憲法を読めば、そうしか解釈できない。それに文句を言っているのも、「憲法学者」なのである。
      
19. • 19. カロリーネ
    • 2019年10月26日 05:21
    • 1947年5月3日、日本国憲法が施行されたときに、2000万部の「新しい憲法、明るい生活」が全国の家庭に配られた。それは、国の「憲法普及委員会」から配られたものであるが、論理的、客観的に判断すると、そこに書いてあることが「日本政府、日本の立法府の公式な意向」なのである。そこには、3つの原則が、書かれている。お互いに人格を尊重すること、民主主義を正しく実行すること、平和を愛する精神をもって世界の諸国と交わりをあつくすること、つまり、憲法学者たちが主張するそれ以外の3大原則は虚偽なのである。私は、日本国憲法の「3大原則」がわかったので、民主主義とは、に興味をもって、H・ケルゼンの「民主主義の本質と価値」を読んだのである。その議会制民主主義が、また「憲法学者」によって混乱されていることが、問題なのである。二つ目の、他人の人格を尊重していたら、宇宙戦士バルディオスさんが主張されるような、法学者としての見識は非常に疑問だが、他人を罵ることにかけては他者の追随を許さない才能を発揮する水島朝穂を初めとする憲法学者や法曹、市民運動家ら護憲派も、私を侮辱し続ける「反氏」も「政府解釈」氏も現れるはずがないのである。最後の、平和を愛する精神をもって世界の諸国と交わること、というのは、「軍国主義」の道を二度と進まない、という宣言ではあっても、侵略される危険があっても軍備や軍隊を永久に放棄する「絶対平和主義」でもない。とにかく日本の現在の憲法問題は、「専門家である憲法学者の日本国憲法の誤った解釈」に起因している、ということを強調したい。これが、「公共の福祉」のために、「言論の自由」を利用して発言しているカロリーネの主張である。
20. • 20. カロリーネ
    • 2019年10月26日 05:57
    • ブログのテーマとはまるで関係がないが、今、マラソン協議を札幌でするか、東京でするかでもめている。私は、外資にいたせいか、バッハ会長の意向が絶対だ、と思っているが、もし、開催地を変更するという観点からだけ考えて、その選択権が日本にあるのなら、沖縄ですればどうか、と思う。
      　この前、この問題について話していたとき、沖縄の気温があの時期、日本で一番低い、ということを知った。もともと、マラソンは、戦争に関連しているし、マラソンを見に来た観衆が、沖縄戦を知り、戦争の敗者の悲劇を感じ、それが、国際社会の平和構築の動きになったら、それはすばらしい、ことではないか、島国日本のよさを知ってもらえたら、それもすばらしいことではないか、と素人考えでふと思った。
21. • 21. Ｇくん
    • 2019年10月26日 21:42
    • カロリーネさん！！いつ寝ているのですか！Ｗ　管見ですが、憲法学解釈ですが、第９条と前文の解釈以外は、さすがによくできていると思います（起草したＧＨＱ民政局も偉いです）。判例と学説の集積の成果だと考えます。
      
      ただ、９条の解釈論については、憲法学者は、国の安全保障が絡むので厳密には専門家ではありません。そこで「通説」ではなく、異論・少数説の方が説得力があるように見えて来ています。篠田教授『憲法学の病』の解釈論も、国際法（国連憲章２条４項・51条）を法源とする解釈で単純明快です。憲法学「通説」といわれるものの方が、複雑思考を要していて、篠田教授に批判されています（『憲法学の病』第１部１本当の憲法9条1項・２本当の憲法9条2項）。前文の解釈論も「原理」を多数登場させて、それを強調する手法です（『憲法学の病』第1部４本当の憲法前文・「原理」は一つしかない）。
      
      投稿２０ですが、東京五輪・沖縄案＜　斬新ですねｗ　確かに沖縄の真夏は、海洋性気候ですから、そう暑くありません。ＩＯＣ（バッハ会長）の絶大な権力からすれば、札幌決定ですかね。Ｇは小池東京都知事あまり好きではありませんが、小池氏はＩＯＣの札幌案に正面から抵抗しています。今回その主張が通らなくても、日本側（東京都）が、ＩＯＣに抵抗した事実を残したという実績にはなると思います。この抵抗したという実績は、次から国際社会から日本が舐められないようにするためには、いいことだと思います。カロリーネさんって、ドイツに詳しいんですね。投稿各所で出て来ます。Ｇもゲーテのファウストちょっとだけ読んだことありますｗｗ
22. • 22. 反時流的古典学徒
    • 2019年10月27日 11:57
    • 　10月21日の早朝に自宅を出立してはや8日目、本日27日午後には水戸市にある水戸芸術館で、あらゆる分野の芸術評論を対象にその年の「最優秀作」に贈られる「吉田秀和賞」の授与式があり、旅の中仕切りとして一旦は自宅のある関東にとんぼ返りして出向く。
      　いつ寝ているのか「Gクン」氏も心配する前のめりな（προπετής）カ氏とは違う意味でこちらも閑暇（σχολή）なので、新幹線の中で篠田さんの本ブログを読み、カ氏の相も変わらぬ稚拙な議論、粗雑な論理、粗末な文章により「狂態」（γαστρίμαργος）、有体に言えば「狂気の沙汰」（ἡ μανικός）の暴論、カ氏が信奉するソクラテスが戒めた弱論強弁（‘τὸν ἥττω λόγον κρείττω ποιεῖν’＝Apologia Socratis, 18B外）に畏れ入るとともに、戯れに「カロリーネ退治」を託した誠実で知的に信頼でき、私と違って品が良く（εὐσχήμων）節度に富む「政府解釈」氏の折り目正しい議論に感心する。
      　カ氏の力量不足（ἀρετή ἔλλειψις）、というか欠如（στέρησις）で論争（ἐρις）とも呼べない応酬だが、優劣は言うまでもない。「政府解釈」氏の辛抱強さは立派で、古代ギリシア流の無学（ἀπαιδευσία）の譬え＝「文字も知らず、泳ぎも知らず」（‘μήτε γράμματα μήτε νεῖν ἐπίστωνται’＝Leges 689D）を地で行くカ氏の愚鈍と驕慢は一種壮観だ。「真っ当な分別」（ὁ ὀρθὸς λόγος）などどこにもないらしい。
      　昨年は死んだ妻とともに出席して、妻が審査委員長の建築家磯崎新氏（本年、プリツカー賞を受賞）や、「彫刻家」で、昨年同館で展覧会を開き、別に同年秋「高松宮記念国際文化賞」を受賞して招待されていた中谷不二子氏と並んで写真に収まり、無邪気に喜んでいたことを思い出す。
      　人生というのは分からないものだ。
      
      　‘vitam regit Fortuna, non sapientia’（Cicero; ‘‘Tusculum disputationes’’ 5, 9, 25）
      
23. • 23. 反時流的古典学徒
    • 2019年10月27日 12:39
    • 　（承前）それにしても、カ氏の芸のない「同工異曲」の妄説（ἀλλοδοξία⇒‘Karoline Doctrine’）も凄まじい。粗雑な神経の証拠で、一種生真面目（ドイツ語でいう、所謂ernst）なところがあるが、見方を変えれば、あまりの「妄執」（φιλοψυχία）のゆえに狂信的（μανικός）で独善的（αὐθαδίζεσθαι）ということだ。
      　今回のトピックスとは直接関係ないが、今回も「反氏、反氏…」と煩わしいので、この場を借りて付言する。例によって前半はコピペによる反論の偽装で、
      　235⇒【私という人間は、反氏の主張…ドイツの無学な中下層の民衆と同じで、無知ゆえに自らの信条、判断に執心して…くず原稿を量産している人間なのか…老婆になるまで…身につけたその知識を、社会に奉仕するために、「表現の自由」を使って、投稿しようとしている人間なのか、読者には判断がつかなくなってしまう】というが、読者はカ氏より大概は賢明だから何の懸念もない。さらに、
      　241⇒【政府見解氏は、私…を、一知半解、とレッテル付けをされるが、ご自身の方が、よほど一知半解なのではないのだろうか？】はカ氏の常套手段である、ただ他者の文章をコピペして、「～は、正しいのか」式の「疑問を提示する議論」（ἄπόρμα）による似而非反論で、カ氏が如何に怠惰で横着者（ὁ ἀργία）か、よく分かる。Mastery for Serviceの精神が泣く。
      　244⇒【政府解釈氏は、私が…241、242で長々と論理的に説明した…】のような戯言は、「論理的に」（λογικως）の意味がカ氏と常人では異なる証左だろう。
      　「ノーブレス・オブリージュ」（noblesse oblige）は特権層の自覚によるもので、楠山義太郎氏程度を例に、よりによってカ氏ふぜいが軽々しく騙るものではなかろう。
      　莫迦（ἀφροσύνη）が移るから、この辺で失礼する。
      
      　‘Les vieux fous sont plus fous que les jeunes.’（La Rochefoucauld; Maximes 444）
      
24. • 24. 反時流的古典学徒
    • 2019年10月27日 23:17
    • 　カ氏の貧弱なレパートリーのほどを示す1～5を眺めていると、如何に凡庸で陳腐な議論しかできない「平均人」（‘el hombre medio’）かということを、まざまざとうかがわせる。ドイツ留学経験も結構だが、カ氏程度の経験や知見は、海外留学などしなくとも取得可能なありふれた知識であり、耳を傾けるべき内容など、何もない。
      　それは取り立てて知識階級と呼べない一般市民でも、関心のもちよう次第で接近可能な範囲の知見で、ドイツの愚鈍な中下層市民と違って、わが国の市民の知的水準は通常考えられているよりも高く、大概の気の利いた成熟した国民は、怠惰で「世間知らず」のカ氏よりも、政治や安全保障に関してよほど賢明な判断を下している。ただ、カ氏が盛んにもって回るドイツの高が週刊誌Der Spiegelに書いてあることに無知なだけだ。
      　それで「真実」云々と利いたふうなことを言い募り、中高生並みの通り一遍の「お為ごかし」の退屈極まる愚劣な議論しかできないのだから、「老婆の他愛ないおしゃべり」（‘ὁ λεγόμενος γραῶν ὕθλος’）とはよく言ったもので、おまけにその自覚がないとなると致命的だ。。
      　5⇒【篠田先生のブログと出会い、ソクラテス流の学問をした結果…丸山真男さんの主張は、「天皇制度」と「教育勅語」が「軍国主義日本」を作ったという理論は誤りで、「政権狙いの野党」と「マスコミの印象操作」が「軍国主義日本」を作り上げたという結論に達した】は、如何なる「ソクラテス流の学問」をしたかしれないが、他者のログ記事を剽窃して、「産婆術」について何ほどかのことを知った気になる軽率さはカ氏ならではで、丸山眞男はカ氏の指摘するような杜撰な主張をしてはいない。
      　カ氏に対する私や「政府解釈」氏の評価は「悪質な印象操作」の必然性に乏しく、事柄自身（πρᾶγμα αὐτό）がカ氏の愚鈍さを端的に示している。
      
25. • 25. カロリーネ
    • 2019年10月28日 06:25
    • 「いわゆる憲法学者たち」の主張に私が危機感を抱くのは、コメント21にGくんが主張されているまさにそのこと、憲法学者は、国の安全保障で厳密には専門家ではありません、である。私に対して、前回のブログのコメント281に政府解釈氏から、篠田教授の冒頭のブログ記事のコメントがカロリーネ氏のコメントになっている点について、カロリーネ氏は、コメント２７８で、「私は自分でその欄に投稿したわけではないし、投稿者は書式を変えることはできない。書式を変えることができるのは、ブログの所有者である。そう考えるのは、誇大妄想ではなくて、論理的な考えの帰結である。」と「反論偽装」をしています。カロリーネ氏の「誇大妄想」と評したのは、ブログの仕様変更等による技術的なミスが要因という常識的な考えが出来ずに、カロリーネ氏のコメントが評価されたから篠田教授が文脈を無視して別の場所にコメントを意図的に移動させたかのように捉えているからです、というコメントも、政府解釈氏が、「国際情勢について無智」だから、このような断定をされるのである。
26. • 26. カロリーネ
    • 2019年10月28日 06:27
    • 土曜日から一泊どまりで、奈良に行ってきた。西ノ京の唐招提寺、薬師寺、正倉院展などを見て、とても充実した旅であったが、帰りの新幹線の中でWedge11月号、ポスト冷戦の世界史、を読んだ。それは、「冷戦後30年」の国際情勢についての特集であったが、その巻頭に、京都大学名誉教授であり、国際政治学者である中西輝政さんが、「日本が取るべき進路」についてこう書かれている。冷戦終結直後は、「協調型、多極世界」というイメージ、「パックスアメリカーナ」が終わり、国連を中心にした「パックスコンソルテイス」の時代が来ると考えられていた。ところが、ロシアにプーチン大統領が登場し、2008年から、プーチンが国際秩序に対して正面からの挑戦を始めた。北京五輪の開幕の日に、国際法を無視し、グルジアで戦争を引き起こした。その軍事力の行使に情報戦も組み合わせるハイブリッド戦争をも仕掛けている。これは、のちの英国のEU離脱を決める国民投票や16年の米国大統領選挙にも使われた手法で、敵対する勢力の情報空間を操作し、人々の認識を歪めることで政治、軍事目的を達する手法を取っているのである。私の篠田教授のブログの冒頭を飾ったコメントには、まさにそのことが書かれていて、それはある意味「国際常識」なのである。Der Spiegelをドイツ語の教材選びの為に読んでいる私には「常識」であることが、日本の「マスコミ」は、冷戦中、東欧や中共、北朝鮮の実像を日本人に知らせなかったように、現在も、反米、反中は煽るが、ロシア、プーチン政権の脅威、真実をまるで報道しないから、日本人の認識が歪められてしまっているのである。
27. • 27. カロリーネ
    • 2019年10月28日 06:28
    • 中西輝政京大名誉教授は、日本が具体的にするべきこととして、周辺環境に応じた自立した国家となるため、憲法をはじめとする法令や制度、とくに情報組織を整備すること、北朝鮮の核ミサイルに対する抑止力を向上させること、宇宙、サイバー分野におけるテクノロジーに投資をして、独自の防衛技術を高めること、の3つをあげておられ、日本は、「協調的な多極世界」を目指す努力をしながら、他方で日米同盟と自力をそれぞれ強化し、現状変更勢力に対処しなければならない、それが、日本の生命線である、と主張されている。私も同じように、それが現実的な「日本の安全保障の生命線」だと考えているので、篠田教授を含めてこのような主張が大勢になるように、コメントをしている。それは、決して反氏が主張されるような「老婆の暇つぶし」のコメントではない。東西冷戦期から国際社会の現実を体験した熟女から将来ある若者へのコメントなのである。
      (参考　Wedge 11月号、ポスト冷戦の世界史、世界秩序は「競争的多極化へ　日本が採るべき進路とは、中西輝政」
      
28. • 28. 政府解釈
    • 2019年10月28日 10:41
    • 　カロリーネ氏は、コメント25で、カロリーネ氏のコメントがブログ記事の　冒頭に移動されていたことに関しブログの仕様変更による技術的なミスが要因との私の指摘に対し、『「国際情勢に無智」だから』と主張しています。しかし、技術的なミスが要因と指摘したことに対して「国際情勢」を挙げて「反論」するのは全く無意味です。
      　カロリーネ氏の論理力の乏しさや認知の歪みは相当に深刻であり、そのようなカロリーネ氏が複雑な国際情勢に関して投稿するのは無益どころか有害です。中西輝政京都大学名誉教授の論考の紹介についても、カロリーネ氏の能力からすると要約内容の正確性に疑念があるので、カロリーネ氏の要約に頼らずに下記で直接確認するのが賢明です。
      https://wedge.ismedia.jp/articles/-/17614
29. • 29. 政府解釈
    • 2019年10月28日 10:47
    • （コメント28の補足）
      　下記が中西輝政京都大学名誉教授の論考の後編です。
      https://wedge.ismedia.jp/articles/-/17662
30. • 30. カロリーネ
    • 2019年10月28日 11:22
    • ほんとうに、政府解釈さんの主張どおり、技術的な理由なのか、内容的な理由なのか、政府解釈さんの主張通り、私の要約が、ゆがんでいるのか、どうなのかは、読者の判断に任せたい、と思います。また、楠山義太郎さんが、反氏の主張されるような取るに足りない人物なのか、国際感覚あふれた戦前の国際派ジャーナリストなのか。という判断も、読者の判断に任せたい。と思います。
31. • 31. カロリーネ
    • 2019年10月29日 05:07
    • 政府解釈氏の、「カロリーネ氏の論理力の乏しさや認知の歪みは相当に深刻であり、そのようなカロリーネ氏が複雑な国際情勢に関して投稿するのは無益どころか有害です。」という主張、反氏の文才や論理力を使って、なにがなんでも、私の主張はくず原稿、という印象操作をしたいという無数のコメントを読むと、「民主主義」、「言論の自由」とは、彼ら二人にとってなにをさすのだろう、と思う。それと共に、私の主張「日本国憲法の芦田解釈を受け入れるべきだ。」が広く世の中に受け入れられたら、篠田教授の主張、「集団的自衛権は合憲である。」というが受け入れられるのと同じで、困る専門家が多くいるのだ、という結論にも達した。彼ら二人もその先兵の一人で、私の人格を貶めて、自分たちの主張が正しい、ということを強調しようとしている、としか考えられない。それは、芦田均さんの人格や国語力を貶めて、芦田修正後の「芦田解釈を受け入れようとしない」いわゆる「憲法学者」と同じである。
32. • 32. カロリーネ
    • 2019年10月29日 05:09
    • 　私がより主張したいことは、このブログのコメント欄の冒頭に自分のコメントが載ったことではなくて、そのコメントの内容が、国際政治学者の中西輝政さんが似たことを主張されている現代の国際社会の実像であり、「国際社会の実像」がそうだから、「日本の安全保障」のために、日本国憲法の9条解釈は、芦田解釈を取るべきである、ということである。「民主政治」は、情報が正確に伝われば、民衆が自分たちの国の政治に責任をもつ「すばらしい政治制度」であるが、情報が歪んで伝わると、民衆に破壊的な政治制度、に変身する。それが、私がコメント26に書いたロシアのプーチン大統領の現在していることなのであって、2008年から、プーチンが国際秩序に対して正面から挑戦を始めたことでもある。北京五輪の開幕の日に、国際法を無視し、グルジアで戦争を引き起こし、その軍事力の行使に情報戦も組み合わせるハイブリッド戦争をも仕掛け、これは、のちの英国のEU離脱を決める国民投票や16年の米国大統領選挙にも使われた手法で、敵対する勢力の情報空間を操作し、人々の認識を歪めることで政治、軍事目的を達する手法を取っているのである。つまり、普通に考えれば、英国のEUの離脱は、英国人にいいことはなにもない。けれども、EUの政治、経済的な結合は、ロシアにとって、脅威である。また、ヒラリーさんが米国大統領になっていたら、国際社会は厳しいロシア制裁に傾いたかもしれないから、このような手法を取り、その情報操作に有権者は騙されてしまっているのである。
33. • 33. カロリーネ
    • 2019年10月29日 05:12
    • それと同じようなことを過去にしたのが、ナチスドイツのヒトラーである。１935年1月、それまで国際連盟の管理下にあったザール地方の帰属を決める住民投票が行なわれ、ドイツへの帰属を希望する票が91％を占め、その結果として、1935年3月、ザール地方はドイツに復帰した。 更に翌1936年、ヒトラーはラインラントの無血占領に成功し、1938年3月には、オーストリア国民の圧倒的支持を受けてオーストリアを併合し、その半年後にズデーテン地方を併合した。 オーストリア国民は必ずしもナチスを支持していたわけではなかったが、第一次世界大戦の戦勝国によって阻まれた「ドイツとオーストリアとの合併」 の悲願を実現してくれるものとして、ドイツ軍を歓呼の声をもって迎えた。 そして、国民投票が行なわれ、99.7％のオーストリア国民がドイツとオーストリアとの合併に賛成した。ヒトラー政権は1933年に、全権委任法をも成立させている。
      つまり、ヒトラー、ナチスドイツは演説のうまさ、と巧みな情報操作で、独裁制への以降、領土拡大を「民主政治」のシステムを使って達成した稀有の政治家なのである。その歴史があるから、ドイツは、「闘う民主主義」を標榜しているのであって、それは現実には「国際社会のどの国」にもあてはまるのである。本来、「民主政治」を成功させる条件として、一番大事なことが、「正確な情報」を有権者に与えることなのであって、その面から言って、「日本国憲法改正問題」において、あまりに「いわゆる憲法学者の立場に立ちすぎた」現在の日本のマスコミは、「民主政治」を正しく実行すること、の阻害要因になっているのではないのか、と私は考える。
      (参考　山川世界史総合図録）
      
34. • 34. カロリーネ
    • 2019年10月29日 06:42
    • 蛇足ながら、私が論理的に文章を綴っている、ということは、これまでの私のコメント欄を読まれた読者には、わかっていただけると思う。
      　その文章を読んで、私が論理的な文章を書けない、としつこくなんども主張されているのが、反氏と政府解釈氏の二人であり、そのこと一つをとってみても、いかに彼ら二人が、私の人格を誹謗中傷しているか、わかっていただけると思う。
35. • 35. カロリーネ
    • 2019年10月29日 07:46
    • 私は、前回のブログのコメント272で、印象操作、に関連して、ヒトラーの「我が闘争」が注釈付きでしか出版の自由を許されていない現実について、こう説明した。キリスト教徒でもない日本人の私は、客観的に読める。けれども、ドイツ人が読んだら、反応は違うだろう、特に旧東独の人々が読んだら、そうだろう、と察しがついた、と。「注釈付きでしか」出版されてもいない、旧東ドイツのチューリンゲン州の地方選挙で、西独由来のCDUとSPDの支持率が極端に下がり、全体主義的なLinks(左派)と極右ドイツの為の選択肢（AFD）の支持者の割合がはね上がった。極右は有権者の4人に１人が投票している計算となる。どの政党も、極右との連立を今のところ拒否しているが、ドイツ人の元教授の解説どおり、旧東独では、ナチスの有力者がそのまま戦後も、社会主義国家の有力者であり続けたので、西独と比べて、拒否反応が低いのだろう。また、トルコ、シリア難民の流入問題もあるし、反ユダヤ主義も健在である。私は、留学時代だけではなく、勉強の積み上げで、今日の考えが形成されているのであって、反氏も政府解釈氏も「知識人と自称されている方々」は専門書を読んでわかった気がするのではなく、現実を知るべきなのである。「我が闘争」の出版規制がされているのは、「闘う民主主義」つまり、「公共の福祉」の視点である、ということをもう一度強調しておきたい。
36. • 36. 反時流的古典学徒
    • 2019年10月29日 09:40
    • 　例によって夜明け、つまり明け方の枕詞＝形飾詞（ἐπίθετον）、即ち「薔薇の指さす」（ῥοδοδάκτυλος）「曙」（φᾶνή）に何やら喚いている凶暴な老人がいる。男ではなく、暇をもて余した老女だ。
      　以前、よく吠える（ὀλολύζειν）ので番犬（φύλαξ κύων）になぞらえたことがあるが、齢70近いにもかかわらず、『論語』にいう「七十而從心所欲、不踰矩」（為政第二）という歳相応の分別（σύνεσις）もなく、人としての修養（παιδεία）が何もできていない「コピペの女王」（κλοπή βασίλισσα）カ氏の無軌道（ὕβριοτής）ぶりは凄まじい。
      　以前に「第二の祖国」（‘ἡ δεύτερος πατρίς’）らしいドイツの「犬」（κύων）なる称号を贈ったりもしたが、いい歳をして、ことここに至っても、西独留学までした割には「無学」（ἀπαιδευσία）だから、それこそ「独力で」（καθ’ αὑτό）で「政府解釈」氏に有効な（περαντικόν＝valid）反論をする（ἀντιλέγειν）には基礎的な知識（ἐπιστήμη）、能力（δύναμις）、技術（τέχνη）が足りないからお手上げ（ἀνέλεγκτος）なのだろう。
      　最近よく降る雨音も喧しいが、聴きようによっては、「雨だれ」ほど風流でないのは困りものだ。
      　冗談（παίζειν）というか前置き（προοίμιον）はこの程度にして、33⇒【ヒトラー、ナチスドイツは演説のうまさ、と巧みな情報操作で、独裁制への以降（ママ＝移行）…を「民主政治」のシステムを使って達成した稀有の政治家…その歴史があるから、ドイツは、「闘う民主主義」を標榜】までは、ドイツ史を知っていると称する割には正確性（ἀκρίβγβεια）に欠けるがまあよいとして、33②⇒【それは現実には「国際社会のどの国」にもあてはまる】というのは、論理的な飛躍で、カ氏以外にはなかなか真似のできない弱論強弁（‘τὸν ἥττω λόγον κρείττω ποιεῖν’）の典型だ。
      
37. • 37. 反時流的古典学徒
    • 2019年10月29日 09:46
    • 　（承前）旅先で、早朝7時から開けている老舗カフェで、よせばいいのにスマホなどを覗いていると、破れかぶれのカ氏の狂態は相変わらずのようで、滑稽というか悲惨だ。
      　つまり、論理的な可能性と現実の存在とを混同（ἁμαρτάνω）していることが33にも明らかで、カ氏はそれがどうにも理解不能なようだ。
      　そうした悲喜劇（τραγῳδία καὶ κωμῳδία）というか茶番（παιδειίά）は正視（静聴）に堪えない（ἀνάξιος）が、これも見方によっては余興（θεώρημα）にもなるわけで、争論において一種、致命的な打撃を受けているのに自覚できない「瑕疵＝仮死」状態の頓馬な老女の「独り相撲」（σκιαμχία）を面白がる（ἥδομαι）向きもあるのかもしれない。
      　いずれにしても、「戦う民主主義」というのはドイツのおぞましい特異な歴史が生んだ産物で、役者はヒトラーやナチスだけでは現実のものにならないことは、真っ当な分別（ὁ ὀρθὸς λόγος）をもつ者には自明だが、カ氏にはそれがない。
      　第一次大戦の戦後処理、つまり「平和構築」（カ氏はこの言葉の意味をしばしば取り違える）の失敗や世界恐慌、ドイツ的な特性として際立つ社会心理学的な政治意識分類「慷慨型」（indignants）、つまり、近代の内面志向型が大衆世界に適応しえず、極端なフラストレーションに陥り、それを異常な道徳的公憤というスタイルで、その攻撃性と憎悪の情動を政治に投射するタイプが、ヒトラーに「洗脳された」、騙された（ἐξαπατηθῆτε）と称するドイツの下層中産階級に顕著だ。
      　ユダヤ人や既存の政治に対する底なし憎悪が結果として、ナチズムの破壊的エネルギーの主要な根源だというのが、歴史の教訓（ἡ διδασκαλία）だろう。
      　34⇒【私が論理的に文章を綴っている】のような戯けた法螺話は、「論理的にできていない」カ氏ならではの冗語だろう。
      　あまりの莫迦莫迦しさに、禁を破って旅先から失礼した。
      
38. • 38. カロリーネ
    • 2019年10月29日 15:32
    • 反氏は、私、カロリーネが、論理的な可能性と現実の存在とを混同していることが33にも明らかと主張されているが、それは反氏なのではないのだろうか？それほど暇なら、日本の新聞でも、読んでみられれば、いいのである。ドイツのチューリンゲンの州議会選挙のことが出ている。見出しには、右派躍進、反難民票集め第二位に、となっていて、論理的に考えれば、ヒトラーの「我が闘争」が注釈付きしか出版できない「言論の自由の規制」の意味が、よく理解できるはずなのである。反氏の場合はよくわからないが。
      第一次大戦の戦後処理は失敗した。つまり「ベルサイユ体制」では、「平和構築」はできなかった。けれども、第二次世界大戦の戦後処理、マーシャルプランやEEC或いはNATOは成功したから、戦後80年間西欧では、戦争もなく、東西ドイツも平和裏に統一できた。つまり、クレマンソー首相の提唱した「反ドイツ」のベルサイユ外交は失敗し、ジャン・モネーやロベール・シューマンの「親ドイツ」外交、独仏の連帯が、ヨーロッパの平和を80年間守ってきたのである。それは、今も、EUで引き継がれており、マクロン大統領とメルケル首相が、そののけん引力となっているのは明らかなのではないのだろうか。「民主政治」を成功させるためには「なにが真実で、なにが嘘か、」それを見極める目を「有権者」がもっていないと、国をおかしな方向に動かしてしまう。明日の0時からのNHKBS１のドキュメンタリー、「プロパガンダのすべて」、が皆様の参考になるのはないか、と視聴をお勧めしたい。
      
39. • 39. 政府解釈
    • 2019年10月29日 18:22
    • 　カロリーネ氏は、コメント30で「読者の判断に任せたい、と思います。」と稚拙な表現ながら投稿していたにも関わらず、舌の根も乾かぬうちに早朝から蒸し返しの投稿をしています（以前にも同じようなことがあったので想定されていたことではあります）。しかも、ひとつ前のブログ記事のコメント欄での議論の蒸し返し（繰り返し）の「反論偽装」が多く恥の上塗りをしているだけです。新しい内容といえば、ロシアの脅威についての中西輝政氏の論考の紹介です。これに関連してカロリーネ氏が言及したブログ冒頭記事（２０１６年９月４日）のコメント欄に別のブログ記事のコメント欄から移動されていたカロリーネ氏のコメント内容はコメントの記載当時（２０１８年２月２５日）においても目新しい議論ではなく、内容的にも中西氏の議論と似た内容と「自慢」をするようなものでもありません（コメント３２）。カロリーネ氏は、ロシアのプーチン大統領の２００８年以降の行動についてヒトラーとの類似性も指摘していますが、カロリーネ氏は以前には韓国の文在寅大統領を「ヒトラーと同じ偏った「反日」思想をもっておられる」（一つ前の記事のコメント４７参照）等と称していたのと同様に、カロリーネ氏の「誇大妄想」です。カロリーネ氏の脳内には「誇大妄想」によって「ヒトラー予備軍」の外国首脳が棲息しているようです。カロリーネ氏が傍若無人で奇異な投稿を繰り返しているのも、「ヒトラー恐怖症」を含む「誇大妄想」によって常識的な判断が出来なくなっていると理解すれば頷けます。
40. • 40. 政府解釈
    • 2019年10月29日 18:50
    • 　国会の中心機能は「立法府」と呼ばれるとおり立法権限です。しかし、Gくんが指摘するとおり、日本の法案審議は内閣提出法案に占める割合が多いので、法案審議では行政府に対する質問が多くならざるを得ない側面があります。議員立法の法案審議でも、事柄の実情等の情報を把握しているのは所管省庁なので、行政に対する質問が多くなることも想定されます。
      　また、立法権限以外の国会の権能として、予算、決算、内閣総理大臣指名、条約承認等の各権限があります。条約承認の案件は基本的には行政機関の一つである外務省が担当ですし、予算や決算の審議も行政に関するものが大半なので、必然的に行政に対する質問が多くなる傾向です。
      　さらに、議院内閣制のもとでは、内閣は行政権の行使について連帯して国会に対して責任を負い（憲法６６条３項）、国会が行政監視の機能を担うことが制度的に想定されています。行政監視機能をもつ国会の有する国政調査権（憲法６２条）も国会の補助的権能とはされていますが、上記のとおり国会には立法以外にも幅広い権能があることから国政調査権の範囲も国政全般に及ぶ幅広い権限があると一般に理解されており、そのような運用です。
      　なお、憲法審査会（その前身の憲法調査会）は、性質上、行政府の答弁はなく政治家同士の議論がされています。また、党首討論もイギリスのクェッション・タイムを参考にした制度であり、時間や開催頻度を工夫すれば、政治家同士の議論の活性化に繋がるのではないかと思います。
41. • 41. 政府解釈
    • 2019年10月29日 18:56
    • （コメント４０の続き）
      　しかし、だからといって、国会対応によって国家公務員の労務環境がブラック企業のように劣悪なるのは問題です。これを放置すると、優秀な若者が官僚にはならず、官僚と比べて収入が桁違いに多い外資系の投資銀行やコンサルタントに就職する傾向に益々拍車をかけるでしょう。与野党の国会対策委員会（公式には両議院の議院運営委員会）が担う国会日程を巡る与野党の攻防（所謂「日程闘争」）も要因の一つとの指摘もあるようなので、憲法上の国会の権能の重要性は考慮しつつも、国家公務員の労務環境の観点から国会改革が求められているように思います。
42. • 42. カロリーネ
    • 2019年10月29日 20:49
    • コメント30で「読者の判断に任せたい、と思います。」という表現の中の読者に政府解釈氏は、入っていません。いくら丁寧に説明してあげても、自分は法律の専門家だから、という自意識過剰さの為、相手の人格を認めようともせず、あたかも私が「誇大妄想狂」であるかなような悪辣な印象操作をする人、がまともな人と言えるのでしょうか。
      　プーチン大統領の行為は、シリアからの大量難民の現実、あるいは、ウクライナ情勢を見た時、国際社会を悲惨に、不安定にしている要因だし、本来自由と民主主義と法治国家という共通点があるはずの日韓関係が戦後最悪になっているのも、ムンジェイン大統領が大きな要素であることは、まぎれもない事実です。ムンさんの反日、を含め、二人とも、政治プロパガンダを多用しています。
      　キャリア官僚問題も、「マスコミの印象操作の賜物」です。私の周りにキャリア官僚もいて、詳しくもなりましたが、頑張った成果が評価されれば、彼らは残業など厭わず、実力通りすばらしい仕事をしてくれるのです。そうやって、日本は高度経済成長を達成してきたのです。ところが、ある時期から、天下り批判に始まって、がり勉、ヒラメ、そんな評判ばかりたてられて、彼らがやる気になりますか？手取りの給料のいい外資系の投資銀行やコンサルタントになるでしょう。それで日本社会がやっていけるのか、マスコミの人々には、少し考えていただきたいと思います。
      
43. • 43. カロリーネ
    • 2019年10月30日 05:38
    • 日本のキャリア官僚も、 (noblesse oblige)⸨ノブレスオブリージュ⸩ 身分の高い者はそれに応じて果たさねばならぬ社会的責任と義務があるという、欧米社会における基本的な道徳感、をもっている。それは、キャリア官僚になってすぐの研修、の話をきいて、そう思った。日本の国を支えている、日本国民のためになっている、という自負があるからこそ、学力も優秀で、人望もあり、どこでも就職ができるのに、キャリア官僚を自ら選択し、残業や薄給を含めて、激務でも頑張って仕事をこなしてきたのであって、彼らは、日本国憲法15条、すべての公務員は、全体の奉仕者であって、一部の奉仕者ではない、という精神に基づいて仕事をしているのである。その実態が、「マスコミの印象操作の結果」歪められ、キャリア官僚という仕事に「魅力がなくなった」から、現在、東大の法学部の偏差値は、経済学部より低くなった。給料のいい、外資系の投資銀行やコンサルタントになるためには、経済学部で学ぶ知識の方が役立つ。
44. • 44. カロリーネ
    • 2019年10月30日 05:40
    • 韓国のチョグク前法相の疑惑などは、「日本のキャリア官僚」には論外なのである。チョグク氏の嫌疑はその立場の「私的流用」そのもので、そういう人に検察改革を託す、ということは、「権力争い以外」のなにものでもない。血みどろの権力争いを繰り返す韓国に、ほんとうの意味の民主主義が育っているのだろうか？
      　私は日本の場合も、現在の野党の政治家は、「ほんとうに全体の奉仕者」、という気概をもっておられるのだろうか、と訝るのである。反権力、反自民、その為の糾弾はよくわかったが、それで、ほんとうの、ケルゼン的な意味での「民主政治」が実現できるのだろうか？そのやり方ではプロパガンダを使った「革命」は起こせるかもしれないが、「民主政治」を成熟させることはできない、と確信している。
45. • 45. カロリーネ
    • 2019年10月30日 15:24
    • 　今日のワイドショーも、一日中、オリンピック問題をしているが、これは、東京オリンピックに出場する選手と東京都の問題だし、IOCに決定権があるのだから、もっと、本当に日本人一般にかかわってくる問題、羽生田光一文科省の「身の丈に合わせて勝負してもらえれば」の失言問題の原因になっている「大学入学共通テストの英語民間検定試験」について識者に議論してもらえばいいのではないのだろうか？これは、実際の国会の与野党の「議論のテーマ」だし、特に日本のマスコミ界には、この分野の論客が多いからうってつけである。その上、日本の国の将来にも大いにかかわるテーマでもある。
      　野党は「英語民間検定試験導入」に否定的であるが、海外の大学に留学する場合、企業に就職する場合、民間の検定試験が「英語の実力のめやす」になっていて、いくら高校で英語の成績が５だったとか、大学入学の試験の成績がよかった、と主張しても、加味されないし、実際に国家公務員になって国費をもらって留学させてもらう場合でも、基準はTOEFULとか英語検定1級の試験の成績なので、現実には、大学入学後の進路を英語の民間検定業者が左右しているし、現実問題としては、外国で「身の丈にあった」大学でしか勉強はできないのである。ドイツ語の場合も同じである。英文科で英文学を勉強したい人、を除いて、先々を考えた時、どちらがいいのか、をマスコミの識者の意見を交えて、国会で民主的に、与野党が論戦をして問題を解決するとっかりにすればいいのではないか、と思う。
      
46. • 46. Ｇくん
    • 2019年10月30日 21:25
    • 篠田教授の本文とは、スレ違いになります。カロリーネ さんが４５で、五輪・マラソン東京か札幌か！？を採り上げています。小池都知事「抵抗しています」。これはＩＯＣの絶大な権力からすれば、ムダな抵抗かも知れません。しかし、国際社会に対しては、次につながる抵抗だと思います。
      
      安易な譲歩は、対韓国でこりごりです。舐められます。ＩＯＣコーツ委員長も、直ちに強権発動はせず、東京都が納得するまでは”帰らない”とも発言しています。小池都知事の手法は、豊洲市場移転の政治利用などでＧは個人的には好きくありません。しかし、この件については小池加油！！です。
47. • 47. カロリーネ
    • 2019年10月31日 05:31
    • 豊洲移転問題の時の、東京都の小池知事のやり方、「政治家としての自分を際立たせたい」為に、徹底的にマスコミを利用して、食品の安全性を問題にして土壌調査をして都民に不信感を煽り、スケジュール通りの豊洲移転は延期したが、結局は豊洲に移転をし、その移転の遅れの為に莫大な都税が使われ、築地の人々が迷惑を被った、その彼女のやり方を問題にしているのである。あれだけ、「食品の安全性を問題」にするのなら、どうして、暑さの中でマラソンや競歩をする選手の「健康を問題」にしないのだろう。最近も甲子園の予選の決勝に投手を投げさせないことが問題になったが、それと同じことだし、選手ファーストというのなら、「まず視聴率や華やかさ」、ではなくて、「選手の健康面」を考えるべきなのではないのだろか。もちろん、私が沖縄を提案したように、なぜ札幌なのか、は不明であるが、選手サイドからすれば、早くコースを決めてもらいたい、勝つためにその準備がしたい、というのが本音だと思う。
48. • 48. カロリーネ
    • 2019年10月31日 05:33
    • 　日韓問題とIOC問題は違う。私は、マスコミに登場される「自称知識人」の主張される「友好の為の韓国への安易な譲歩」にはずっと反対だった。それは、「日韓は対等な関係」であるべきだからで、「日本国憲法」前文にきちんと書かれている。外国との友好のために、大国は「譲歩すべだ」などとは考える欧米人はいない。日米交渉をみても、わかるのではないのだろうか。その日本人の姿勢に韓国人は甘え、歪な歴史認識をし、その嘘を教育し、結果現在の「反日」運動になっているのであって、例えば、韓国ソウル市南部の仁憲（インホン）高校では、今月17日に開催したマラソン大会の前に、教師が日本製品の不買運動などを掲げるポスター制作を生徒に指示した。大会当日には、「安倍自民党は滅亡する」などと叫ぶよう強要した。https://politicsenter.com/5556.html などという事実は、戦前の日本の鬼畜米英教育ではないが、韓国の学校が生徒に「反日教育」を行っていることを示している。
      それに対して、IOCは日本も加盟している組織で、民主的な手続きで会長になったトップになられたバッハさんが決められたもので、「トップダウンの決定方針」なのである。それが日本型のボトムアップの決定の仕方とトップダウンの欧米の決定の仕方の違いで、その違いはドイツ系企業のOLであった時、ことあるごとに感じたことでもある。
      
49. • 49. カロリーネ
    • 2019年11月01日 08:38
    • 森ゆうこ質問通告騒動が終わっても、私がコメント２で指摘したように、国会では、相変わらずの騒動が続いている。与党の政治家、閣僚の不祥事があれば、番狂わせが起こるから、マスコミ政治部記者が「鵜の目鷹の目」で不祥事を探し、ワイドショーで不祥事を取り上げることで、与党の閣僚や政治家への疑惑を募らせる。そして、国会の場を使って、マスコミによって作り上げられた印象操作を元に、野党の政治家は与党の政治家を追及する。菅原経産相問題、河合法務相問題が現在進行形である。マスコミと野党の政治家が結託して、これを繰り返すことで、あたかも「安倍政権」は「汚職の温床の政権」、であるかのような「印象操作」を「有権者」に刻みつけるのである。そのために、米国や西独で感じたような政治家への信頼感や尊敬は、豊かな幸せな国を作り上げてくれたにもかかわらず、日本の戦後社会にはない。
50. • 50. カロリーネ
    • 2019年11月01日 08:42
    • 本来、国権の最高機関、立法機関でもある、と同時に、一日開会したら莫大な費用のかかる国会、政府首脳が出席を余儀なくされ、優秀なキャリア官僚が質問に誠実に答える必要のある国会では、激変する国際情勢下日本の国益を守り、同時に、自然災害に被災した地方との調整に「行政府」は忙しいのだから、このようなささいな問題を糾弾するのではなくて、例えば、私がコメント27に書いた、中西輝政京大名誉教授が指摘されたような課題、日本が周辺環境に応じた自立した国家となるため、憲法をはじめとする法令や制度、とくに情報組織を整備すること、北朝鮮の核ミサイルに対する抑止力を向上させること、宇宙、サイバー分野におけるテクノロジーに投資をして、独自の防衛技術を高めるにはどうしたらいいか、などという日本の将来にかかわる大事なことを議論すべきなのである。野党の政治家とマスコミの政治部記者のしていることは、日本の知性と時間の無駄遣い、としか思えない。現実の国際情勢を知る、良識ある人は、日本は、「協調的な多極世界」を目指す努力をしながら、他方で日米同盟と自力をそれぞれ強化し、現状変更勢力に対処しなければならない、それが、日本の生命線である、と考えるのであるが、野党の政治家や憲法学者がそう考えられないから、政権を糾弾しさえすれば、批判だけすればすむ、と甘く考えておられるところに、「日本の民主主義が成熟しない原因」がある、と私は考えている。コピペを多量にしたが、このブログ記事のコメントのサマリーのつもりである。
51. • 51. Ｇくん
    • 2019年11月01日 12:34
    • 続報・速報です。カロリーネさんが４７でも触れられている→五輪マラソン会場の件。
      
      ＩＯＣ、札幌で強行決定＜　ということです。しかし、小池都知事の「抵抗」は、意義ある抵抗でした。負けるにしても筋を通しました。今回の結果、韓国を始めとする国際社会は、ジーッ！と見ています。安易な譲歩は、舐められます。これで、次につながります。有意義でした。
52. • 52. 政府解釈
    • 2019年11月01日 18:06
    • 　篠田教授は、ブログ本文で、森裕子参議院議員の質問通告の事前漏洩問題に関連して、「憲法51条の議員特権と、憲法41条の国会の「最高機関」の規定を根拠に自己の正当化を図るということらしい」とされており、実際、野党の一部はそのような主張をされているようです。
      　このうち、憲法５１条の免責特権は、院内における国会議員としての発言等については法的責任を問われないことを保障するものであり、国会議員の質問権の存在を前提とする規定という意味では関連する規定とはいえるとは思いますが、質問権侵害についての直接の法的根拠にはならないと思われます。
      　また、憲法４１条についても、「憲法第四十一条における国会は国権の最高機関である旨の規定は、国会が主権者たる国民によって直接選挙された議員から成る国民の代表機関であるところから、国家機関の中で主権者に最も近く最も高い地位にあると考えるにふさわしいものであるとの趣旨を表明したものと解されるわけであります。他方、憲法は、国家の基本体制といたしましていわゆる三権分立の制度を採用いたしておるわけであります。したがいまして、この四十一条の規定は、行政権及び司法権との関係において国会の意思が常に他に優越するというそういう法的な意味を持つものではないと解されるわけであります。例えば国会の一院である衆議院が内閣の助言と承認による天皇の国事行為として解散されるということが制度的にあり得るわけであります。また、国会の制定した法律が最高裁判所による違憲審査の対象となるということがこれもまた憲法上明文で規定されているところでございます。」（平成５年３月９日参議院予算委員会における大出峻郎内閣法制局長官の答弁）とされていることから、政治的宣言としての意味はあっても、こちらも質問権侵害についての直接の法的根拠とはならないように思います。
53. • 53. 政府解釈
    • 2019年11月01日 18:07
    • （コメント５２の続き）
      　しかし、「国会での審議の場における国会議員による内閣に対する質問は、憲法が採用している議院内閣制の下での国会による内閣監督の機能の表れであると考えている。」（下記政府答弁書）ことから、仮に行政府の職員が内閣監督の機能の表れである国会議員の質問権を制約する行動をとった場合には、議院内閣制の下での内閣の国会に対する政治的責任の問題と理論上は整理できるのではないかと思います（実際問題としては、与党が盤石なので、内閣が政治的責任を問われる事態は現実的には想定し難いとは思いますが）。また、外部への情報漏洩があった場合は、行政府内部の内規違反等（秘密として保護されるべき内容を含む情報の漏洩の場合は、国家公務員法の守秘義務違反も）はあり得るとは思います。
      https://www.sangiin.go.jp/japanese/joho1/kousei/syuisyo/187/touh/t187105.htm
54. • 54. 政府解釈
    • 2019年11月01日 18:55
    • 　オリンピックのことは専門外ですが、少し調査してみました。競技場所の変更も、契約の解釈の問題と思われます。２０２０年東京大会は、NGOである主催者のIOCが、東京都、JOCの３者との間で締結した開催都市契約に基づき実施するもので、開催契約にはオリンピック憲章への遵守も明記されているようです。
      （開催都市契約等）
      https://tokyo2020.org/jp/games/plan/#hcc
      （オリンピック憲章）
      https://www.joc.or.jp/olympism/charter/pdf/olympiccharter2018.pdf
      　オリンピックの憲法といわれるオリンピック憲章では、競技場所は理事会決定事項とされているようです。
      https://www.sankei.com/tokyo2020/news/191030/tko1910300011-n1.html
      　小池知事は、「法律の専門家の意見を聞いた結果、「札幌移転を覆すのは難しい」との見解を示され」、最終的には断念したようです。因みに、IOCのバッハ会長もコーツ調整委員長も元々は弁護士のようです。
      https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20191101-00000592-san-spo
55. • 55. 政府解釈
    • 2019年11月01日 19:15
    • （コメント５４の続き）
      　以上のとおり、IOCには法的根拠があるように思われます。これに対して、韓国は、日韓の「慰安婦」合意（法的な意味での「国際約束」ではないとされていますが、政治上は重要な約束です。）を事実上破棄をし、日韓請求権協定に基づく仲裁にも応じない国であり（大法院判決があるとはいえ双方の協定の解釈に相違がある以上、協定上、仲裁に応じる義務があるのは明らかです）、カロリーネ氏と同様にゴールポストを動かす「無法者」です。この点、法的根拠に基づいて競技場所を変更したIOCとは異なるように思います。なお、当時の知事の猪瀬氏の時代の話しなので現在の小池知事の責任ではありませんが、気候条件に関する立候補ファイルの記載内容には誇張があったように思います。
      https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20191030-00000041-sph-soci
56. • 56. 政府解釈
    • 2019年11月01日 19:47
    • 　上記コメント５５で、日韓の「慰安婦」合意は、法的な意味での「国際約束」ではないとコメントしました。これについて若干補足しますが、杉山晋輔・外務審議官（当時、その後、外務事務次官を経て現・駐米大使）の下記で引用の発言を参考にしたものです。杉山氏は、条約局（現・国際法局）条約課長の経験もある国際法にも精通した外交官で（早稲田大学法学部中退で、私大出身の初の外務事務次官として霞が関では知られています）、父親は国際法学者の亡・杉山茂雄氏です。
      　確かに、双方の口頭の記者発表のみで文書にもしておらず、内容的にも、国際法上の権利義務の設定をしたものではない政治的文書に過ぎないという評価はあり得ると思います。
      （http://www.unforum.org/lectures/100.htmlからの引用）
      「慰安婦問題に関する合意について付言すると、実はあの合意は国際法上の国際約束ではない。国際法上、国際約束（international undertaking）とは政府と政府，あるいは国と国との間で両者の法的な権利義務に関する合意（形式自体は書面でも口頭でもよいとされている）である。しかるに、この慰安婦問題に関する合意のように、政治的な行動を相互に発表するだけで権利義務を規定していないものは、国際約束には当たらない。とは言え、「政治的な意図の表明」としては非常に重要な意味のあるものである。」
57. • 57. カロリーネ
    • 2019年11月02日 07:17
    • 政府解釈氏のコメント52-56を読んで、憲法の常識的な解釈であり、ほぼ異論はないが、あくまでも、それは、「政府解釈」と自称する法律の一専門家の「主観的な解釈」なのではないのか、と思う。日本国憲法9条解釈でも、いわゆる憲法学者の解釈、最高裁判所の裁判官の解釈、内閣法制局長官の解釈、実施時の「憲法普及会会長」もされた芦田解釈といろいろあって、そのどの解釈を取るかは、我々現代を生きる日本人が、将来を見据えて、国民主権の元、決めればいい。本来その案を我々の代表者が集う「立法府」である国会で、戦後すぐ新憲法担当の国務大臣、金森徳太郎さんが「日本国憲法」作成の様を形容されたように、「論議を交換し、或る時は氷より冷ややかなる態度をもって法理の徹底を計り、或る時は溶鉄よりも熱き心意気に乗って運営の将来を痛論」すべきなのである。日本国民の将来をきめる日本国家の大原則を、国際情勢や、安全保障についてほとんど見識がない「憲法の専門家の良識に任せるべきだ。」などという主張は論外なのである。
      　「政府解釈」氏がこの4つのコメントを書かれた趣旨は、反氏と政府解釈氏共通の政治的プロパガンダ、「韓国は、カロリーネ氏と同様にゴールポストを動かす。」つまり、あたかも私がゴールポストを動かしている、かのような「嘘を」なんども主張し、強調する手法で、「その嘘」を読者に信じこませる、という目的に他ならない。なんども強調するように、私は、ゴールポストを動かしてはいない。日本の安全保障を考えた場合、「平和主義」を掲げたまま、国際協調を重んじ、「自衛隊」の暴走を防ぐためには、「日本国憲法9条」の1条、2条をそのままにしたまま、3条に自衛隊の明記が必要であり、その行為は、日本国憲法9条の「芦田均解釈」をとれば、まるで矛盾せず、最高裁の砂川判決にも妥当する、と主張しているのである。
      
58. • 58. カロリーネ
    • 2019年11月02日 07:19
    • 　日韓問題は、「オリンピックのマラソンの札幌」での開催での「IOC」の主張と同じ、「日本側」には法的根拠があることが、昨日の岸田自民党政調会長の発言でよくわかった。それは、1980年1月27日に効力をもった条約法に関するウィーン条約（略称：ウィーン条約法条約, Vienna Convention on the Law of Treaties）、条約法に関する一般条約で、国連国際法委員会が条約に関する慣習国際法を法典化したものである。条約に関する国際法上の規則を統一したものだが、それには「合意は拘束する」原則や (前文、第26条)がある。つまり、この条約に加盟している日本も韓国もこの条約に拘束されるから、「日韓基本条約」に韓国政府も、韓国の最高裁判所も、拘束されるのである。どうして、日本のマスコミはそういう事実を報道しないのだろう。番組に出演されていた政治部記者は、菅原さんも河合さんも菅陣営だから、岸田さんの目が出てきましたね、などという「国盗り合戦」的な発想、発言をされていたが、現実の日本人にとってなにが大事なのか、日本にはどんな政治が必要なのか、ということに政治部記者には、もっと関心をもってほしい。
      (参考　新憲法の解説　高山書院、
      ウィキペデイア：　条約法に関するウィーン条約https://ja.wikipedia.org/wiki/
      BS　フジテレビ：　プライムニュース　11月1日）
      
59. • 59. Ｇくん
    • 2019年11月02日 09:24
    • おはようございます。本文篠田教授森ゆう子さんネタも尽きたか！？。５２～５８の前各投稿、拝読いたしました。４７カロリーネさんの小池氏の豊洲移転問題＜　の要約は当たっていると思います（同意です）。もちろん、小池氏のその手法に諸手を挙げて賛成するものではありません。しかし、今回の五輪マラソン会場決定の件で、小池氏が見せた巨大権力ＩＯＣへの抵抗パフォーマンスは、日本の国際的地位を引き上げました。”負ける”ことがわかっていたとはいえ、それなりに有意義でした。安易に譲歩していたら、「日本組み易し」で舐めらてしまいます（対韓外交がそうだった）。次回から抑止力になると思います。
      
      対韓外交は、やはり「徴用工」問題ですね。韓国の裁判所が、いつ判決の現金化を許可するか！？だと思います。いま強制執行を裁判所に申し立てていますが、現金化がなかなか進捗しません（延期延期を重ねています）。これは、日本政府が、現金化すると対抗措置（１００以上とも・次は金融制裁か！？）を発動とすると予告済みだからです。
      仮に現金化に至ると日韓関係は事実上”破局”します。つまり、後戻りできなくなります。ゆえに、日本憎しの韓国の裁判所といえども、バカではありませんから、踏み切れません。強制執行できない判決書は、ただの紙切れです。日本側としては、もう少し待って（３か月～半年）、判決の無力化を狙うのも有効な作戦です。待てば待つほど日本側有利になります。日本側から動く必要はさらさらありません。逆にいえば、韓国側は自国の裁判所が出した判決が無力化されると国家の威信が低下します。すぐにでも動きたい状況です。
60. • 60. 政府解釈
    • 2019年11月02日 11:01
    • 　Ｇくんのコメント５９にある資産の現金化の遅れの原因については、韓国の通信社の報道なので割り引いて分析をする必要がありますが、下記の報道が比較的詳しいです。
      https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20190806-00000061-yonh-kr
      　外国企業に対する送達はハーグ送達条約によりますが、日本外務省が送達を拒否したため遅れているようです。１０月３０日の日経新聞記事では最近の状況は下記引用のとおりです。外交ルートでの送達が出来ない場合は、日本の民事訴訟法では１１０条１項３号により公示送達が可能です。韓国法は専門外なので韓国の民事訴訟実務は分かりませんが・・
      https://r.nikkei.com/article/DGXMZO51597150Q9A031C1PP8000?s=4
      「原告側の弁護団は30日にソウルで記者会見し、資産の現金化は来年の上半期にずれ込むとの見通しを示した。当初は年末にも可能とみていたが、資産の差し押さえ命令を被告企業に伝える書類を日本外務省が返送してきたため、手続きに遅れが生じているという。」
61. • 61. 反時流的古典学徒
    • 2019年11月02日 11:18
    • 　旅先のホテルのカフェで優雅な気持ちでコーヒーなどを飲みながら、救いようのない無学な（ἀμαθής）「コピペの女王」（κλοπή βασίλισσα）カ氏による57～58のような相も変わらぬクズ（φορυτός）投稿を眺めていると、生まれつきの「虚偽体質」（ψεύστης ψυσικός）を改めて痛感する。無意識にだとすれば、よほど愚鈍（ἀμαθία）なのだろう。
      　57⇒【反氏と政府解釈氏共通の政治的プロパガンダ、「韓国は、カロリーネ氏と同様にゴールポストを動かす」】も順序が逆で、カ氏が、カ氏自身が激しく糾弾する「文在寅政権同様」に、議論に際して「ゴールポストを動かす」、つまり「論点移行の誤謬」（μετάβασις εἰς ἄλλο γέννο＝Aristoteles; De Caelo, 268b 1）、以前同様ギリシア語が読めないカ氏のためにドイツ語で表現すれば、「全く別の問題領域への不当な移行」（‘einen unberechtigten Übergang in ein völlig anderes Problemgebiet’）による詐術的議論（παραλογίζεσθαι）をしているだけだろう。論理学的には論点窃取（τὸ ἐξ ἀρχῆς αἰτεῖν＝petitio principii）のインチキだ。
      　それにしても、金森德次郎をまたしても、57②⇒【金森徳太郎】だから、思わずコーヒー吹き出しそうになった。カ氏は頓馬な上に、道化者だ。それで齢70近いというのだから、畏れ入る。
      　旅先で図らずも、英国貴族の代表的大邸宅（所謂‘country house）である‘Chatsworth’旧蔵のギリシア語ラテン語対訳の大冊2巻の『アリストテレス全集』（Aristotelis opera omnia quae extant Graecè & Latinè, 1619, Paris.）を購入する幸運に恵まれた。高さが39.5センチ、用紙が上質で上下で10．9キロしかない。ちょうど400年前の出版だ。
      　収蔵書17,000冊とされる大豪邸の「Bookcase27 Shelf B」という典雅な蔵書票が貼ってある。‘noblesse oblige’とは彼らのような貴族のためにある言葉で、紀州の田舎者の楠山義太郎氏程度の軽輩は遠慮した方がよい。
      　カ氏はいい加減に頭を冷やすことだ。
      
62. • 62. カロリーネ
    • 2019年11月02日 13:35
    • また、反氏登場、私の政治的主張とは全く関係のない私の人格に対する誹謗中傷、生まれつきの「虚偽体質」を改めて痛感する。無意識にだとすれば、よほど愚鈍なのだろう、を繰り返す。誰かが主張したように、「嘘もなんども繰り返すと、本当らしく印象付けられる」から、困ったものだ。私が不注意なミスが多い人格であること、そのことと生まれつきの虚偽体質はまるで関係のない、ことは何度も書いたが、「壊れたレコード」の人格の人には通じないのだろう。
      ‘noblesse oblige’は、貴族のためにある言葉で、紀州の田舎者の楠山義太郎氏程度の軽輩は遠慮した方がよい、という言葉で、「楠山逸話」を思い出した。母は長州出身である。父方も祖父もそうである。留学生時代、私はそのことをひそかに誇りにし、心の支えにしていた。「明治という時代」を作り上げて、「国際的に見て一流な国」を作り上げた長州人、田舎から出て欧州に留学し、ロータリークラブで理事長までした祖父と自分は血がつながっている。「私にだって、できないはずはない。」と、はじめて「劣等生」気分を味わった時、私は自分にそう言い聞かせたのである。でも、楠山義太郎さんは違った、母にこう言われたそうである。「山口県の山猿、紀州いいとこ、日の光。」
      
63. • 63. カロリーネ
    • 2019年11月02日 13:36
    • 考えてみれば、徳川時代は、紀州は天領で、紀州出身の吉宗は8代将軍である。鹿児島も行ってみて、「山口よりも、よほど都会だ。」とわかったが、昔と今では「文化の基準」は違うのではないのだろうか？田園調布についても、芦屋についても、楠山義太郎さんは、新しくできた街、としてあまり評価が高くなかった。それで、私は、「どこが由緒正しい街ですか？」ときいてみた。すると、「信濃町」という答えが返ってきた。
      この前奈良に行って、奈良は歴史がある街なので、「江戸時代は新しい。」という感覚があると教えられ、楠山義太郎さんを思い出したが、ギリシャ文明、イタリア文明も同じことである。文化も、人間も、多種多様である、とつくづく感じる。
      

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